気ままに呟き帳

アラサーOLがゆるーく綴ります

雪どけ

3/2(日)

近所の大きな公園で開催された器と暮らし市に行く。

100近くのテントが並び、店舗やクリエイターの方が思い思いの食器を販売している。半分くらいはハンドメイドのアクセサリーや染め物、紙雑貨、そしてコーヒーやスコーン、お茶などの販売もあった。結局私たちは器は買わず、私はスパイスティーを、彼はコーヒーを、それから2人とも気になった有機アールグレイシロップなるものを購入。お湯で割ったりヨーグルトにかけたり使い方は無限大。

天気も良く楽しかったのだけど、風で土埃が舞い、途中からハードコンタクトの私は涙を流しっぱなし。早めに引き上げることとなったことだけが無念。

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3/3(月)

帰省時に母に「確かに健康的なのは認めるけど、あんたの作るご飯はあまりに季節感がなくて、〇〇君(旦那)がかわいそうよ」と言われたのがずっと記憶に残っていて、今年は改善しようと奮闘中。今日はひな祭りだ。

すしのこを混ぜたご飯に、酢レンコン、水菜、薄焼き卵、鰹のたたき(ふるさと納税)を乗せてちらし寿司もどき。きのこ入りのおすましとほたるいかの煮付け。どうだろう、少しは季節感出たか?確かに健康だけでなく目で楽しみ、彩りに気を使うことは大事だと思う。
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3/4(火)

部長が異動で代わって1週目。

前任と異なるマネジメントに戸惑う。

元々隣のチームの部長だから、顔も人となりも知っているけれど、自分のチームに迎え入れるとなると、はじめましての雰囲気になってしまう。向こうもこちらのチームを知ろうと今は探り探り、こちらも出来れば良く思われて仕事ができるやつだと頼ってもらいたいから必死。お互い腹の探り合いだ。やれやれ、疲れる。

 

3/6(木)

めちゃくちゃ久々に、仕事終わりに20歳年上のおじさん同僚と一緒の電車で帰宅し、途中でスタバに寄る。仕事の愚痴とか趣味の話を散々話して解散。ふぅ、息抜きになる。

 

3/7(金)

仕事は正念場。期日があり、ミスしてはならぬと気が張るまま気付けば21時。同チームの同僚が近くの席で同じ時間までいたので、互いに励まし合いながら辛くならずに頑張れた。同チームのおじさんが、道連れダイエットだと言ってチョコレートの差し入れをしてくれた。1人で全部食べ切ると太るので、お裾分けだと言って。脳死状態の頭に糖が効く。一緒にこうして同じ温度感で仕事する仲間がいてくれて本当に感謝。こういう時、出社してて良かったなぁと思う。

 

3/8(土)

新宿へ子宮調整へ。いわば子宮や骨盤に特化した整体だ。とにかく高い。しかし、妊娠したくて、1ヶ月前に体験施術してもらった後に勢いで3回分の回数券を購入した。正直効果のほどは目に見えないし、そもそも3回通ってすぐ妊娠するとも思っていない。だけど、私は多分、そう誰彼なしに話すことのできない自分の体の悩みを、同じ温度感でわかって話を聞いてくれる人が欲しかったのだと思う。カウンセリングに近い。我ながら贅沢な金の使い方だと思うけれど、まぁ精神安定材ということで。

夜に池袋で旦那と落ち合って、赤からで鍋を喰らう。私の方が5分前から待っていたつもりが、店を間違えていて大失態。結果後から来たはずの旦那を待たせることに。池袋西口公園前店と池袋西口店、2店舗もあるなんて…ともあれ、鍋はもつ増量で脂の甘さが旨い。〆の雑炊は旨味の出汁を全部吸って、最高。
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食べて出たらみぞれのような雪が降って、吐息が真っ白。季節は逆戻り。嫌だなぁ。暗くて寒いとそれだけで気分が鬱屈とする。

 

3/9(日)

旦那も私もすっかり日々に疲れている。

近所の公園で陽を浴びながら読書をしようということに。公園までバスに乗って行ったのだが、降車ボタンを押しても運転手さんが停車してくれず焦った。想定より通り過ぎたバス停の横に、「とんでん」なるファミレスがあって、思いがけずそこで昼食を取る。なんとほろよい祭りと称してアルコール類が半額になっているので、さつま揚げと中ジョッキで昼飲みの背徳感に浸る。

昼食を終えて公園へ。ファミマで買ったコーヒーと焼き芋片手にベンチでのんびりする。様々な種類の犬が散歩していて、こんなに可愛いの犬を無料で見放題とは極楽すぎる。途中で旦那と交代で貴重品のお守りをしながら、1キロのウォーキングコースを一周する。昨夜の雨雪はどこかへ行って、菜の花が咲いていた。

旦那が勧めてくれた「汝、星のごとく」を1日で読む。重く複雑な家庭環境の話なのにするする読み進める没入感、すごい。あまり小説を読まない旦那も一晩で読み切ったというのが驚きだし、ちょっと嬉しい。
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公園からの帰り道、普段は寄らないベルクというスーパーで買い物。普段と違うスーパーに行くと色々刺激があって良い。

 

3/10(月)

平日だけど私は仕事休み。

あてもないけど、じっとしているのももったいなくてふらりと銀座まで出る。ふらっと、と言うには遠いけど。

銀座から日本橋まで歩いて、気になっていたジジアンドババというお店でランチを。大人気で相席もやむなし、気を遣いながら相手の方と譲り合ってメニューを見る。かねてからマッシュポテトのグラタンにしようと思っていたのに、相席のお相手がグラタンを注文したので、なぜか私は反射的に別のものを!とドリアを注文してしまう。ドリアのメニューには「30年間守り続けたメニュー」などと買いてあったので惹かれたのも事実だけど、グラタン食べれば良かった…

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しかし野菜たくさんのドリアはすごく美味しかった。その後ウィンドショッピングをしながら新橋へ。これまた気になっていたジューススタンドでイチゴジュースを飲む。

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カフェに寄ろうかと思ったけれど、なんだかそれも疲れてしまって、早めに帰路に着く。

明日からまた仕事かぁ。頑張らないとな、上手く息抜きしつつ。

 

 

立春-雨水

2/15(土)

朝からヨガ。lavaに通っているのだけれど、一気に4人のインストラクターさんが異動とのことで寂しさが募る。コミュニケーション力のあるおば様たちが、チェックイン、チェックアウトのわずかな時間を狙って異動するインストラクターさんを捕まえて、餞別品を渡したり最後のおしゃべりをしていて、ちょっと羨ましい。私も最後のお礼をしたかったけど、普段からあまり話したりしないし、毎日通うヘビーユーザーでもないから日和ってしまった。やっぱりこの時期は別れの季節。

 

ヨガから帰って家でのんびりする。旦那は出かけて1人きり。YouTubeのカフェミュージックチャンネルを聞き流し、たき火キャンドルを焚く。先日旦那が、気になるけど高くて買い渋っていると言っていたので、バレンタインに贈ったものだ。もちろん贈ったといいつつ共用だけど。

中央の芯からパチパチ燃える音、炎のゆらめきが溶けたロウに映る様子が心を鎮めてくれる。

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ずっとミニゲームでつっかえて放棄していたキングダムハーツを久々にプレイしたら、やっとクリアして次のストーリーに進むことができた。少し日を置いて頭を冷やしたり気持ちを入れ替えるのはとても大事だと実感する。

夕方から生鮮の買い物に行く。野菜はあるので、納豆とバナナを求めてスーパーへ。久々に西友に行ったら、いちごが安くて398円。思わず買って、家で頬張る。ビタミンが体内で弾ける。旦那に勧めるも、いらないとのこと。こんなに美味しくてみずみずしいのにもったいないなぁ。

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先日悶々としていたタイミングを伝えるか伝えないか問題だが、意を決して「いついつにタイミングを取りたい」と伝えた。すると、あまりにもあっけなく旦那から「いいよー」と。その時はホッとして嬉しかった。

ところがその日を前にして、彼が風邪でダウン。いくらなんでも、ダウンしている彼を捕まえて是が非でも何とかしようというほど私も鬼畜ではない。彼からも謝られて、「仕方ないよ、全然大丈夫」と伝えたものの、後から後から残念感が押し寄せて、気持ちが飲み込まれた。

しかし、子どもが欲しいことよりも先に、旦那の心身の健康が最も大事である、これは間違いのない気持ちなのだと再認識した。

 

2/16(日)

気持ちが上がらない。家にいると病みそうだったので、かねてから行きたかった喫茶店ピノキオへ。東武東上線大山駅にある有名店で、おじいさんおばあさんが焼く、分厚いしっかり焼いたホットケーキが看板メニュー。12時ちょうどに着いたところで、店外に10人ほどの行列。特に予定もなかったので、列に並ぶ。

先に言うと、店外で1時間、店内に入ってから料理が出てくるまでに40分、計2時間弱待った。

外で待っている時から、持ってきていた単行本を1人黙々と読む。年末の帰省で母に待たされた「透析を止めた日」という本。新聞の書評でも結構取り上げられているそうな。

母方の祖父は、最後は亡くなるまで透析を回していたから、余計にオーバーラップして複雑な気持ちだったと言う。私も店外で列に並んだタイミングで読み始めたのだが、気づけばのめり込むように読んでいた。病に蝕まれつつ立ち向かう夫と、できることは何でもやって、仕事と介護を両立させる妻。その姿を、祖父の姿に重ねたり、もしくは自分たちに投影したりなんかして、苦しい気持ちになった。旦那が同じような病になった時、私は同じように支えられるのか?

形は違えど、仕事に忙殺されてクタクタになっている旦那を、私はこの著者の奥さんのように献身的に支えられているのか?

なんだか辛くて泣けてきて、場所もわきまえず涙を流して読書してしまった。窓際の席だったし、引き続き店外の行列が続いていたから、並んでいる人からしたら変人に映っただろう。

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涙混じりのエビピラフは優しい味付けでホッとした。ホットケーキは、しっかりかた焼きで申し分のない純喫茶感。トロふわとかシュワシュワとかメレンゲ感とかホイップとか、そう言うのは一切なし。おじいちゃんおばあちゃんが焼いてくれていると言う安心感が嬉しかった。

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かなり待つことを我慢できる人であれば、こちらの喫茶店は落ち着く空間で通いたくなること請け合いだ。

 

2/20(木)

隣のチームで、これまでやってきたプロジェクトを突如畳むことになったとのこと。関係各部とのやりとりやら、色々なことがうまく噛み合わなかったために起こった事態に、そのチームの課長が憤怒とも悲壮ともつかない顔でいるのが、いたたまれなかった。途中まで動いているプロジェクトを畳むのだから当然コストもかかるし、なによりチームメンバーの士気が下がる。最近こう言うことが多くなってきて、なんだか自分自身も会社の先行きとか、やりがいとか、色々不安な気持ちに苛まれる。

帰宅後久々に、旦那に話を聞いてもらうも、彼の業界・職種と私のが全然違うので、そもそもの前提を伝えたり、状況説明にものすごく苦戦した。それでも気長に話を聞いて、「それはこうしたら?」などとアドバイスしてくれるのがすごくありがたかった。欲を言えば、アドバイスが欲しかったわけではないのだけど、それより耳を傾けてくれたことに感謝。

思い余って転職サイトに登録だけしてみるものの、職務履歴書なるものを書くのが大変で、何も書かずに一旦保存する。

それなのに、翌日からじゃんじゃんリクエストメールが飛んでくるのはなんたる事か。ろくに職務履歴書も見ずに、適当にしていてもこんなに簡単にリクエストが来るのかと、驚くと言うか呆れる。なんだかなぁ。

 

2/21(金)

仕事終わりに同僚の先輩(男性)と、一駅分歩く。同じチームで同じ業務をしているから、色々なことを同じ温度感で分かり合える。そう言う相手は貴重だ。無事に年度末を超えたらお疲れ様会をしようと言って別れる。人間関係に恵まれているなと感謝の念が湧く。

 

2/22(土)

久々に会社の同僚の先輩(女性)と遊びに出かける。東京都現代美術館坂本龍一の展示をやっているので、それを見に行こうと。旦那とは美術館や博物館は行けないので、こうして一緒に楽しめる相手がいるのは嬉しい。

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坂本龍一って、作曲一本かと思っていたけれど、詩とか哲学にもかなり傾倒しているんだなと興味深く観て回った。水や光、陰陽とか。内なるものと外界とかね。
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霧をつかったインスタレーションも多数あった。
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その後はカフェでランチして、木場公園でドッグランを見たり、紅茶屋さん、有名なケーキ屋さん、トリュフベーカリーなど一通りおしゃれなお店をまわりつくす。

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紅茶は可愛すぎてパケ買いしてしまった。先輩もいたく気に入り、友達の誕生日プレゼント用にと私以上に大量に購入していた。トレンドリーダーの先輩に、私の推しの紅茶を教えて気に入ってもらえ、達成感がすごい。

晩は、ちょうどこの先輩と一年前に訪れてファンになったお店へ。

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桃のベリーニ、オレンジワイン、柚子ビアなど金に糸目をつけず思うままに飲みたいものを飲み、食べたいものを食べ、気づいたら22時。家に帰るとてっぺんを超えていた。いろんな心のモヤも聞いてもらい、頭はフラフラだけど発散できた1日だった。たまにはこんな日も要る。

 

2/23(日)

沈むように眠り、起きると10時。朝昼兼用を食べ、ゲームをして、夕方にヨガ。たっぷり汗を流してシャワーを浴びて、帰りがけに生鮮の買い物をして帰宅。晩ご飯は、玄米に揚げと豆苗の味噌汁、トマトポトフとささみのマヨパン粉焼き。

旦那が神妙な顔でささみをつつくので、聞くと生焼けな気がすると。ささみが立派で大きすぎて、切って開いたけどそれでも火が通り切っていなかったようで、陳謝しつつあわててレンチンで追加加熱。夫婦なんだし気にせず「火通ってないぞ!」て騒いでくれていいのに。変に気遣いというか、私が作ったご飯にはなるだけ注文をつけたくないと思っているのか。

晩ご飯を終え、万博に行く日を相談する。ラッキーにもチケットを入手できたので、あとは日取りを決めるだけ。相談の末、互いの仕事の事情も考えて、7月に行くことに。ホテルを決め、新幹線を取り、チケットの入場日時を選択して、気持ちも高まる。

 

2/24(月)

昨日につづき10時まで寝るも、異常なまでに眠くて参る。ホルモンバランスのせいかなぁ…

旦那とともに家から数分のうどん屋へ。私はカレーうどん、向こうは揚げ餅きのこ生姜うどん、単品でごぼう天とにんじん天。ホッとして美味しい。その後別れて私はブックオフへ。切らしていた文庫本を4冊と、資格試験の参考書を購入。毎年一つは受けているけど、今年はどうしようか考えあぐねていた。そうしたら、ちょうど土曜に先輩と遊んだ折に、先輩が受けると言っていた試験があったから、私も何かの縁だと思って乗っかることにした。受かれば試験代は会社からの補助が出るが、落ちれば捨てることになるから、意地でもお互い受かって、そのお金で打ち上げしようと今から約束したのだった。10月の受験まで頑張れるか。さっそくブックオフで購入した参考書の厚さに怯んでいる。

 

 

3月に向け、ちょっぴり気持ちも立て直せそう。暇にすると考えすぎて病むから、適度に忙しくしとかなきゃね。

12月のこと(後編)

続き。12月3週目。

 

12/16(月)

そう言えば生理予定日から1週間、まだ生理が来ない。そう言えば、なんて嘘だ。実は予定日から3日ほど遅れたタイミングから、ずっと様子を伺っていた。実は、アプリのカレンダー上、前月の排卵日に被るか被らないかのタイミングで夜の事があったので、ほんの少し期待していた。予定日を1週間超えたので、満を辞して妊娠検査薬を試す。ハッキリと陰性が出る。

まぁそりゃそうだわな、私は授かりにくい体質のはず。そう簡単にはできやしないだろうけど。

ただ、前日に「もしかすると妊娠している可能性があって、検査薬使おうと思う」と話すと、旦那が「出来ているといいね」と言ってくれたのが、涙が出るほど嬉しかった。元々は、子供もあまり興味ない、結婚するつもりもないと思っていた人なのに、4年近く一緒にいるうちに気持ちが変わっていったのだとすると、そんな嬉しいことはない。

 

12/17(火)

職場の人に髪型を褒められる。鈍感な男性陣でもさすがに髪型の変化に気づいてくれる。が、切りすぎて別人と間違われる事多し。

本部長から自分を含む平社員3名に、グループチャットで「困っていることはないか」との連絡をいただく。が、諸々あって我々側に落ち度があって、強い表現で叱責というか突き放すような言い方をされる。こちらとて、そこまで言われるような非ではないのは間違いないのだが、相手は言葉少なな本部長。ここから3日ほど、3人のメンタルは不安と困惑に振り回されてズタズタになる。

仕事終わりに婦人科に行く。妊娠の可能性が消えたなら、生理が来ないのは由々しき問題。前回生理からすでに1ヶ月半も経っている。エコーでぐりぐりされて具合が悪くなりそう。見てもらったところ、「胎嚢と思えなくもないものがあるけど、妊娠しているとしたらぼんやりしすぎだから、ただの子宮内膜かなぁ、今は診断できないので1週間後にもう一度ね」と言われる。胎嚢だと?本当に胎嚢なら妊娠しているという事か。

ここからしばらく、検索は「妊娠検査薬 陰性 生理こない 妊娠の可能性」というもので埋め尽くされる。我ながら笑うが、ウェディングフォトのことを検索しまくっていた影は跡形もなく消えた。

 

12/19(金)

旦那が仕事の休みだったので、私の仕事終わりに合わせてうちの職場近くに来てくれて、一緒に晩ご飯を食べる。有名な欧風カレーは美味しかった。

帰宅後、読みかけだった千早茜の「男ともだち」という本を読んで、沁みる。出てくる男ともだちのクズっぷりたるやひどいものなんだけど、でも不思議とその魅力に魅了されて虜になっている。その表現の細かさに素晴らしくて拍手したくなる。

その後、キングダムハーツIIをプレイ。なんと途中で白黒になって「蒸気船ウィリー」の世界観が出てきた時には、懐かしくて嬉しくて興奮した。つい最近行ったばかりなのに、もうディズニーランドに行きたくなっている。

 

12/20(土)

前日死ぬほど眠たかったので、あ、生理が来るなと思ったらバッチリ来た。多分だけど、「妊娠してるかも、しててほしい」という願望による生理の遅れだったのだと思う。あと、ウェディングドレスを着るために5キロ痩せたし、仕事は忙しくストレスもあったし、色々と原因は思い当たるので、まぁホルモンバランスが崩れて周期が乱れたのだろうと、あまり気に病まないことにする。

さて、昼は近くの食べログ百名店のうどんへ。

うどん好きすぎ夫婦。肉うどんうまい。汁まで飲み干す。

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その後さいたま新都心のクリスマスマーケットに行く。

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人が多いが活気があって◎。

マーケットで、ラム漬けの氷砂糖やディズニーのポスター、真っ赤な布製のトートバッグなどを買ってしまい、店を出た途端に無駄遣いだったと心底後悔する。氷砂糖はまだしも、ポスターなんかどうすんねん。わんわん物語は可愛いけども。トートバッグは海外(ドイツだったかスウェーデンだったか)の本場の大学のものみたいだけど、100均より質は悪そう。ま、いいか。こういうのってクリスマスの気持ちの高まりを楽しみたいだけだし。

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クリスマスツリーを見ながら、ホットワインとココアワイン、じゃがバターのイカ塩辛乗せを食べる。私はクリスマス気分にワクワクするも、旦那が「チキンとか唐揚げとか屋台のコスパ悪いものを食べるくらいなら、朝霞の居酒屋にでも行きたい」などと言われて、全くクリスマス感のかけらもないけれど、その提案に乗る。

そういや数年前のクリスマスデートも、人混みを避けるべく、逆張りして、昼は早稲田の豚カツとボーリング、夜は赤羽でせんべろしたっけ。見事に混まなかったけどクリスマス感ゼロだった。という記憶が蘇って笑った。

朝霞の、はじめの一杯は10円という破格で提供される居酒屋で飲み食べ。妊娠もしてなかったし、心置きなく飲める。牛すじとたまご、豆腐の煮込みが美味しすぎた。飲みすぎて流石に家に着いて熟睡。

 

そうこうしているうちにもう、年末も間近。

あぁ、今年も色々あったなぁ。今年中にもう一回くらいは投稿できるといいな。

週末の回顧録

先日、義理の母が遊びに来てくれた。

the東京を味わってもらおうと、1日目は明治神宮・原宿、2日目は上野アメ横・浅草へ。

実は結構浅草が好きな私。遠いからなかなか来られないのだけど、これまでデートでも何度か訪れていて、不思議と浅草でのデートは私たちのターニングポイントになっている気がする。

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舟和の芋ようかんを食べ、抹茶のブリュレクレープを食べ、もんじゃを喰らう。食べてばかりの食い道楽。

線香の煙を浴び、おみくじを引いたら私と旦那は大吉が出て、義母は末吉が出た。圧倒的に凶が出る確率の高い浅草寺なのに、皆いい運勢だったと喜び合う。

食べてばかりなので、隅田川を渡ってスカイツリー付近までお散歩。下から見上げて満足して、上までは登らず浅草へ引き返す。
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帰りがけに、いつも行列で行くのを諦めていた亀十を訪れる。毎度のことながらとんでもない行列だったが、わりと回転は良かった。たぶん店内が狭いせいもある。

有名などら焼きのあずきと白あん、そして衝動的に最中を買う。

どら焼きは、まるでホットケーキ2枚で挟み込んだような満足感。皮だけでも美味い。

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最中は皮が薄くてパリッとしていて、これでもかと餡子が詰まっている。というか、あんこ玉の上下に最中の皮がくっついている感じ。

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どちらも粒あんなのもまた嬉しい。

しかし目を見開くほど餡子が甘い。

もうちょっと甘さ控えめでも良かったかな。でも、仕事終わりの疲れた体には、甘い餡子はなかなかありがたい。

義母が来たのはつい先週末のことなのに、平日は忙殺されてあっという間に過ぎてしまって、もうだいぶ前のことのように感じてしまう。このまま師走に突入してしまうのかと思うとちょっと切なく寂しい。もう少し秋の余韻に浸っていたいなぁ。

欲まみれ

今週も1週間お疲れ様でした。

最近、仕事が忙しくなってきて、夏頃とはまた違ったストレスがかかっている。

昨夜は、帰る頃にはぐったりしていたのに、最寄り駅に着いて目の端にドラッグストアが映ったとたんに「そうだ、トイレットペーパーが切れかけている」とはたと気づいてしまった。かなしき主婦の性。

で、念のためその店舗のアプリを見ると「バースデー特典10%OFF」とある。

慌てて、トイレットペーパーの他に、切らしていたフェイスマスク30枚入りに、飲み切ったビタミンC錠の買い足し、コンタクトの洗浄液などを手にとって会計する。ずっしり重い。

引きずるように家に向かう途中、イトーヨーカドーの前で販売しているキッチンカーのクレープ屋が砂漠のオアシスのように浮かび上がって見えた。ここのクレープはモチモチであっさりしていて本当に美味しいから、通いすぎないように注意しているほど。だけど今日は仕事を頑張ったからよしとしようと、引き寄せられるように向かう。夜だというのに少し列ができていて、シンプルで一番好きなシュガーバター450円の小銭を握りしめて自分の番を待っていると、「お客さんで今日ラストなんですよ!もう生地が2/3くらいしか残ってないから、100円でいいよ、トッピングなんでも好きなのにするし、普通より多めに入れとくから。ごめんね!」と思いもよらない展開に。

え?通常の2/3のサイズなのに100円でいいの?こういう時は1番高価なトッピングを頼むのが得?でも私は一番安いシュガーバターが一番好きなんだよなぁ…うーん、などと逡巡しているうちに、おじさんがトッピング可能なラインナップを読み上げてくれる。迷った末、秋らしいモンブランクリームをお願いしたら、これでもかとクリームを入れて栗も丸ごと乗せてくれた。モンブランは690円するメニューのようなんですが…

残り物には福があるって本当なんですね。

ちなみに、クレープ屋のおじさんには「あと1人来たら今日は終了と思っていたから、お客さんが来てくださらなかったら僕まだ帰れないところでした、感謝します」と逆にありがたがられるなど、不思議な展開に。

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申し分なく美味しいクレープ、これで100円は金銭感覚にバグが起きる…

またシュガーバター買いに行きます。

 

家に着き、ご飯とクレープを急いで食べ終えてゲームを起動する。今や、もっぱらゲームが憂さ晴らしになっている。買ったばかりのNintendoSwitchで、慣れないながらもストーリー進めたい欲に負けて、ずぶずぶと沼にはまっている。恐ろしいもので、スマホの徘徊以上にゲームは時間を溶かしてしまうし、先日通勤電車に乗っている間中、ひっきりなしに攻略サイトをググっていた時には、自身に若干引いてしまった。おそろしい中毒性だ。比例するように本を読まなくなったのも良くないなと反省。大人だからこそ、自律してゲームを楽しまなくては。

 

 

今日は怒涛のクーポン活用日。これも一種の憂さ晴らしかもしれない。

まず、近所のロイヤルホストでモーニングを。

夫婦共々仕事に疲れ果てた今週だったので、ゆっくり寝て、 朝昼兼用の食事がてらモーニングを食べることに。

山型パンのトーストにオニオンスープグラタン、サラダ、オムレツにベーコンとソーセージ、ドリンクバー。豪華な朝食も、またもや「バースデー月限定20%引き」のクーポンを使って少しお得に。、お腹いっぱいになって満足。

 

さらに先日ポストに入っていたonigoというネットスーパーのダイレクトメールに「10月末日まで初回限定送料無料&上限2,500円までの50%引きクーポン」とあったので、そちらも期限内にと活用。普段重くて買うのが辛い、料理酒とみりん、ツナ缶5缶と味噌1キロ、そして冷凍の業務用餃子や鮮魚、精肉を5,000円分買い込む。半額ですごくお得かつ車を持たない住民にはありがたいサービスだった。

 

さらにさらにサーティワンのバースデークーポンもついでに使っておく。一個の値段で2個買えるというので、限定のハロウィンフレーバーを2つチョイスする。

 

写真撮影まで体型維持のために、せめてお酒は我慢しようと頑張っているが、スイーツはやめられるわけもなく。ヨガとプロテインとスキンケアや小顔体操でなんとか摂取と消費をバランス取りたいところ。

 

と、クーポンに踊らされ、もはや企業のマーケティング戦略にがんじがらめにされる日々。先日たまたま観たYouTubeで、「ポイント還元やクーポンでお得はまやかしで、ただの浪費でしかない」と言っていた人がいたけど、まさにこのことだと、言葉が胸に刺さる。

 

堕ちるのは簡単なのに、律するのは本当に難しい。明日は消費行動を伴わない形で1日を充実させようと心に誓って。

 

2週間日記

またもやすっかり日が空いてしまい、すっかり季節は秋に。いろいろイベントづくしだったので、思い出しがてら記録することにしよう。

ものすごく長くなりますが、悪しからず。

10/5(土)

5連休の始まり。朝からヨガをして、昼に相方と餃子を食べ、印鑑を買いに行く。

相方用の実印と、私用の新姓の銀行印は、オランダ水牛で彫ってもらった。機械彫りであれば、その日中に出来上がるのだけど、仕上がりはまずまず。印相体という字体で彫ってもらい、古代の暗号みたい。この実印を、遅ればせながらも彼の三十路祝いとする。

 

10/6(日)

本が溢れてきたのと衣替えついでに、セカンドストリートブックオフ清算する。ブックオフは4冊売って1,000円足らず、想定内。セカンドストリートは服を10着売って、4,000円超の売り上げになったのは驚いた。どうやらリーバイスジージャンが高値で売れたらしい。そのリーバイスも古着屋で買ったのだが。

売上金を持って勇み足でコメダ珈琲へ。安納芋のシロノワールなどを食す。美味しいけど求めている以上の甘さが口を占領。売上金以上の飲食で、あっという間に金銭が消える。

夜に、最近相方の提案で共同購入したNintendoSwitchをプレイする。彼はゲーム玄人、私はど素人だが、キングダムハーツのソフトを買い(とりあえずディズニーだから初心者でも馴染みやすいということで)熱中する。気づけば夜中に。

 

10/7(月)

引き続き連続休暇につきお休み。

今日は一変、かねてから平日休みになったら来てみたかった農林水産省の食堂へ。

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一度テレビで取り上げられているのを見て、行ってみたいと思っていた。農林水産省、考えてみれば、ご飯が美味しいに決まってる!

メニューにはそれぞれ食料自給率の明記もあるし、なんせメニューが豊富なこと。

私はニタリ鯨三昧御膳1,200円(自給率55%)を注文。鯨、美味しい〜!生姜とニンニクとねぎだれで食べて、カレー味の鯨の唐揚げもあって大満足。

その後、国立国会図書館の館内見学をし、

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甘味おかめの蔵王あんみつを食べ、

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千鳥ヶ淵公園に行く。

前は夜桜を見に行ったけど、昼間の景色もまた趣がある。

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大人の1人社会見学はなかなか乙なものがあった。あまりの前日とのギャップに我ながら笑う。

よく商社を「鉛筆からロケットまで」などと言うけれど、それになぞらえれば、私は「ゲームから官庁まで」というところか。

 

10/8(火)

長かった。ようやく入籍。永遠(とわ)の日と言うことで。

しっかり本降りの雨の中、朝から市役所へ。届けを出し、実印登録とマイナンバー登録、住民票と婚姻届受理証をもらうまで小1時間待つ。その間、秘書広報課と言うところで記念写真を撮ってもらい、プリントアウトしてプレゼントしてもらえた。たまたま市長ともご対面。たくさんの人におめでとうと言ってもらえとても嬉しくじんわり沁みる。そのまま警察署と銀行に駆け回る。

帰宅後、彼が日頃の感謝と言って、万年筆をくれた。彼も最近ハマって買ったと言う万年筆。記念のタイミングで万年筆をもらうのがすごく嬉しかった。彼が茶化しながらも「奥さん」と呼んできたので、なんだかんだ彼も入籍を喜んでいるらしい。

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10/13(日)

職場の先輩が現在第二子の産育休中で、お家にお呼ばれした。

私の結婚をとても喜んでくれたし、久々に大人と会話できると喜ばれた。子育てに明け暮れると、旦那さん以外の大人と会話する機会がなく孤独らしい。

たこ焼きパーティーをしつつ、2歳児と遊び、0歳児を恐々抱く。2歳児が「日焼け止めを塗らないとホクロができるのよ!」と言っており、あまりにおませさんでびっくりした。可愛い。

出産祝いを渡し、結婚祝いをいただき、物々交換になってしまった。

 

10/17(木)

仕事を定時で終え、急いで帰宅し、彼を放って先にご飯と風呂を済ませ、勉強に取り掛かる。会社の職能で昇格するには、テストの合格と数期連続A評価、そして人事面談が必要だが、そのテストが金曜日にある。少し前からぼちぼち勉強していたものの、尻に火がつかず、結局前日を迎えて焦っている。

結局、午前0時まで資料を読み込み足掻く。相方は同時刻まで在宅勤務で残業中で、まさに共闘。相手も頑張っていると、案外やれるもんだ。

 

10/18(金)

前日夜中まで勉強し、当日は7時着で出社し勉強。朝会も飛ばして事前勉強に全振りして良いと上長からも許可をいただくものの、テストは手応えがなく愕然とする。昨年より合格ラインが10点上がって80点足切り(高すぎん?)。そのうえ、時事問題が壊滅的な手応えで、社会人として恥ずかしいやら辛いやら。悲しくて昼ごはんが胃に入らない。

しかし、非公式の速報解答集が部内SNSで流れてきて、それによると84点の見込み。この非公式解答集が高精度なら合格ということになるので、ほんの少しホッとする。正式な合否は11月まで分からず、生殺し状態は続く。

その後、午後から仕事が忙しく、残業後帰宅。相方と近所の串カツ田中でしこたま食べ飲みする。翌日ホットヨガだなぁと気に掛かったものの、一番好きなニンニクの串揚げを頼んで食べる。クサイもんは何でこんなに美味いのか。

昼間に祖母から結婚祝いと手紙が届いていたそうで、お礼がてら電話する。元気な声を聞けて嬉しかった。近々祖母が誕生日なので、それに合わせて手紙を出したが、まだ届いていないらしい。最近郵便は届くのに5日近くかかることもあるらしい。

 

10/19(土)

夜中まで勉強した分を取り戻すように、泥のように眠る。昼前に起きてヨガへ。

昼過ぎから、兼ねてから行きたかった1人カラオケへ。なんでも、うちから徒歩数分圏内にカラオケ屋があるのに、引越しから一年、まだ行ったことがなかった。ストレス発散にヒゲダンの曲縛りで1時間歌いまくって、最高に気持ちよくなる。

今月誕生日なので、パフェ無料のクーポンを使うと、「お誕生日おめでとうございます〜!」とテンション高く運ばれてきて気恥ずかしい。1人なのに。花火までついてるし。

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10/20(日)

フォトウェディングの衣装合わせ。

私のわがままで、基本料金から超大幅に超過した高グレードのドレスに魅了されてしまう。見た目も着てみての顔映りも圧倒的。問題は値段だけ。

彼は「どれでも良いよ、折半すれば言ってもそこまでじゃないし」と言ってくれたけど、「私にしか得が無いのに本当にいいの?」と聞いたら、「確かに俺に得はないけど、一生に一度なんだし、結婚式もしないから」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。

濁りのない目で、自分のことだけじゃなくていろんな方面に目を向けて、誠実に事を判断してくれるなと再認識した。

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ようやくひと段落ついて、色々ホッとして、やっぱり嬉しいもんだなぁと思う、怒涛のここ2週間だった。じんわり満たされて安定する気持ち。

まだイベントは続くし仕事も忙しくなってくるけれど、気持ちも行動も丁寧に、を心がけて生活したい。

思い通りに行かない10月はじめ

あっという間に10月に突入。

10月1日といえば、皆さん何を思い浮かべるだろうか。多くの社会人の方は、下期突入が頭をよぎるだろうか。もしくは内定式とか。

いや、そんな人ばかりじゃないはず。そう、私のように。

 

私にとっての10月1日は、何を差し置いても大事な、「天下一品の日」だ。

年に一度の天一の日、この日にラーメン(だけじゃないけど)を一杯食べると、次回一杯分が無料になるクーポンがもらえるのだ。

社会人になったから良くわかる。企業側はとんでもない販促費の負担をしているに違いない。それでも客側の喜びを守るために、この価格高騰時代も変わらずキャンペーンをしてくれる姿勢に泣けてくる。

 

そんなわけでしばらく前から天一の日を楽しみにしていた。

今年は1日が火曜日、私も相方も在宅勤務の日だ。ただ、相方は繁忙期で仕事終わりが相当遅くなるとのことで、「1人で行ってきて良いよ」。

 

それは彼に悪いなぁ、それに美味しさを共有できず寂しいなぁ、…でも、一年に一度きりの機会を不意にするのも惜しいよなぁと…などと気持ちを天秤にかけつつも、迷う以前にほぼ心は決まっており、申し訳ないが彼を置いて1人天一に向かうことにしていた。前日のことである。

 

ところが、当日の18時半。私が仕事を終えて天一へ出向く姿を見て、「やっぱり羨ましい…あ〜どうしよ、」と突如悩み出す相方。やはり「一年に一度」というパワーワードに揺らぐものがあるらしい。第一、私が天一をはじめラーメン好きになったのは相方の影響であり、ラーメン愛強火の彼を差し置いて1人で行くのは失礼にあたるとさえ思える。

彼の気持ちはよくわかるので、「1時間待つから、1時間後に仕事の目処がつきそうなら一緒に行こう、無理そうなら私1人で行くよ」とのことで無事に合意した。

 

果たして1時間後、彼は驚異の集中力で仕事を片付け(残った分を明日に回しただけかも)、一緒に行くという執念を見せた。

なお天一の店舗は近隣にはなく、池袋まで出向くことになる。この時間にもなって、行って、食べて、帰ってくるのはそこそこ面倒ではある。さらに翌日は運良く彼も私も出社であり、お互い池袋は通勤経路の途中駅であることから、急遽ホテルを探し一泊素泊まりすることに決定。なお、ホテルはお互い一度行ってみたかったドーミーインだ。(理由は、アメトークでドーミーイン大好き芸人がその良さを熱く語っていて魅了されたから)

 

さぁ、彼の仕事終わりを1時間待ち、そこからホテルを予約し互いに着替え、翌日の出社準備をして池袋に向かうと、天一に着くのは何時になるか。…20時半である。

行ってびっくり、ただただ、すごい人だかりなのだ。ド平日の20時半のラーメン屋はこんなにも待つのか!なんと、店舗の前にはざっと100人超の行列。

昨年は土曜だったのに昼間に行って待つこともなく入店できたので完全にたかを括っていたが、どうやら駅の東西にそれぞれあった店舗が片方閉店したようで、客も集中した模様。ま、天一の日に天一に行こうって、そりゃ皆同じ考えだよなぁ…

 

いくら回転の速いラーメンといえども100人待ちで、2人連れのお客さんも多そうだから、1時間では効かないだろう。残念ではあるが、2人とも早々に見切りをつけ撤退を決める。

なんという事よ。10月初っ端から幸先悪いんだから…

 

 

そんなわけで、先にホテルにチェックインし、ホテル近くでラーメン屋を見つけて入店。7月にできたばかりのお店で、これといった特徴はないけれど、魚介の濃厚だけどあっさりしたスープが美味しかった。麺ももちもち。結局食べてみれば、天一じゃなくても満足するし美味しかったし、まぁ良いか!って気になってくる。

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食べたら早々にドーミーインに戻り、レストランへ。これこそお目当て、夜に出される夜食「夜鳴きそば」をすする。ラーメンに次ぐラーメンだって?気にしない!

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ちゃんと大きな丼にスープを割って、茹でた麺とメンマ、なると、ねぎ、海苔を乗せてくれる。麺は正直安っぽくてあまりおいしくないのだけど、中華麺、支那そばって感じがノスタルジーで、スープも何だか懐かしくて、ハフハフしながら食べるのが楽しかった。この夜鳴きそばはグルメというよりエンタメだな、と。

それから温泉とサウナを満喫し、無料のアイスを食べて、漫画を借りてきて読んだ。 ホテルの机にメモ帳があったので、寝る前に彼と絵しりとりをしたら大層盛り上がった。狭いツインの部屋で当然見晴らしも良くない立地だけど、なんだか今が仕事終わりで、明日も仕事だとは到底思えず、非日常さにものすごく興奮した。

翌朝、ホテルから会社に向かう。

彼は私より出社まで時間に余裕があるとのことで、ホテルで別れを告げてひと足先に会社へ。

一応ドーミーイン池袋と銘打っているけれど、東京の中心に向かって出社するには、池袋駅よりも東池袋駅に向かう方が早いとのGoogleマップに従い、東池袋駅まで歩く。同棲前はこの近くのエリアに住んでいたので、この辺りもよくウォーキングがてら歩いてたっけ。2年ぶりの街は懐かしかった。東池袋周辺は、まだオープン前のサンシャインシティや朝にかけて閉店に向かう飲み屋街があり、首都高の高架下の道を歩いていると、まるでホテルから朝帰りして朝の繁華街から彷徨い出るようで不思議な気分だった。

たまにはこんな1日も刺激的で良いな。

かえって10月1日の思い出は深まった。

思い通りに行かない時の偶然の産物を楽しむのも良いもんだ。