最近少し暑さが和らいだような。…いや、でも勘違いかな。日がな一日、涼しいオフィスにいると気温の感覚がおかしくなってしまう。通勤電車が心なしか空き気味で、お盆休みに入る人たちの増加を感じる。体調を崩す人もちらほら増えてきて、健康管理も一苦労。幸い私は元気でありがたい限り。油断禁物。
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職場の先輩が、ご実家の親御さんに桃を送ったと聞いて、親孝行ぶりに気後れする。子供に旬の果物を贈られるなんてさぞや嬉しいだろうなぁと思いつつも、どうして急に？と聞くと、「桃の旬は年にたった一度、この時期だけなんだって。親ももういい歳だから、あと何年生きるかわからないし、仮にあと20年だとしたら、たった20回しか楽しむ機会がないんだよ？そんなの、美味しく食べる機会を一年でも逃してほしくないじゃん」と。
なるほど〜、めちゃくちゃ納得。本当にその通り。そういう思考、とても素敵で好きだなと思う。とともに、毎度の食事がとても大事な一期一会に思えて、ぞんざいに済ましていてはいけないなとちょっと耳が痛くもあるけれど。
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この最近、考えるべきことが多くて頭を抱えてしまう。それらはいずれも結婚に絡むことが多く、例えば結婚指輪をどこのブランドのものにするか（まぁこれは私と彼だけで決められるのでストレスは低め）、写真撮影をどこで行うか（これは両家親も一緒に…となりかねないので、場所も日取りも迷う）、また顔合わせの翌日に義理の家族一行を神戸観光案内する可能性が出てきて、そのモデルコース検討に大奮闘。
神戸って住むのはいいけど、観光地が本当にない。テレビや雑誌が上手いことお洒落に取り上げるだけで、実際は「ふーん、で？」というガッカリ系も多い上、半日足らずであっという間に周り終えて飽きる。
仕方がないので、ここぞ神戸！のスポットを矢継ぎ早に詰め込んだA案、有馬温泉で1日ゆったりのB案、もはや神戸ではないがUSJで遊ぶC案の3案をとりあえず考えてはみた。が、楽しめるコースなのか緊張するし不安。
さらに、近々相方が誕生日を迎える。今年は結婚に絡む臨時出費もあるので、両者とも誕生日はプレゼントなしの簡素に行くか！と提案しようとして、いや待てよと、ふと我に帰る。いかんいかん、今年は彼が三十路になる年なんだった。さすがに三十路になる年を素通りは寂しいので、プレゼントも考えたいけれど、新しい物好きで飽き性の彼へのプレゼント選びは毎年毎年なかなか骨が折れる。
自分の選択によって色々な人の希望に応えたり、他人を満足させることに自信がなく苦手なので、怒涛のプラン検討、計画系タスクはなかなかのストレス。でも、こういうの大の得意って人もたくさんいるんだろうなぁ。すごいなぁ、尊敬します。
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夜、帰ってきて晩ご飯を食べていたら突然スマホが鳴り響いて地震が来た。と言っても、ほんの数秒の緩やかな揺れだったのだろうが、音の驚きとともに恐怖が襲って、いつまでも目眩のように揺れが体に残った。
昨日の大きな地震の揺れに遭われた方からすると、何を生ぬるいことを、と思われるかもしれないけれど、怖くてしばらく手が震えた。あいにく相方は横浜に出社しており（彼の職場もほぼ揺れなかったらしくホッ）、こうして離れている時に大きな地震がくる恐れが迫っていることが、これほども恐怖につながるのかと驚いた。もう十数年前から、大きな地震が来るというのは叫ばれ続けているから、大きな揺れが来ないで、というのは願っても叶わないだろう。せめて、離れ離れの時には被災したくない。わがまま言わずいい子で過ごしますからどうか、と願いたくなる。
残業でまだ帰らない彼を待つのが焦ったく辛いなぁ。早く帰ってきて。
