12/6(金)
今、チームの仕事とは別で、あるプロジェクトにほんの少しアサインされている私。難航しているプロジェクトで何かとぐちゃぐちゃで、他部署との連携役も一苦労。それでも、色々学ぶことも多く、無駄ではないと感じている。それなのに、同じチームの先輩に「そんな役回りで可哀想だね、本当に」と言われてがっかりする。損得勘定でしか物事を測れない人は貧しいと思う。
職場のチーム内忘年会があった。忘年会というにはちょっと早いけど。ご飯が美味しかったけど、モヤっとする事も多かった。チーム内のある男性は30代前半で、性格も良く真面目なんだけど、彼女がいたことがなく、いわゆるチェリーボーイだそうで。その彼を、何とか彼女ができるようにとチームの男性陣でアドバイスしつつも、大盛り上がりして揶揄っている。このご時世になんとも下品だし、踏み込みすぎではないかなぁ、という気もする。男性同士ならまだしも、女性である私がいる場で話されることを本人はどう思っているだろうか。上長も一緒になっているんだからタチが悪い。確かにこの歳まで経験がないままなのも勿体無い気はするし、本人も次に進みたいと思っているようだし、周りが騒いでサポートするのは悪くはないだろうけど、うーん、どっちもどっちで何だかなぁと思う。本人のプライドが傷ついたりやしていないことを祈る。
12/12(木)
職場の仲良しの先輩が仕事終わりにうちに来てくれ、先輩の誕生日会をする。旦那は職場の忘年会とのことで出社しておりタイミングもバッチリ。
10月に、私の誕生日と入籍のお祝いで、ディズニーリゾートのチケットを贈ってくれ、先日先輩と2人で行って大変楽しかった。
さて、そのお返しに何を贈るべきか。ものすごく迷ったが、土日はアーティストのライブかアニメの推し活で忙しく、欲しいものは全て持っている彼女へのお返しは難易度が高すぎる。
だから、視点を変えてホームパーティーでお祝いすることに。プレゼントは、私自身貰い物で嬉しかったAVEDAのパドルブラシ。
食べ飲みしてよく喋って楽しかった。ハンバーグはふるさと納税。リゾットはカルボナーラのパスタソースにご飯を混ぜただけ。
ケーキは在宅勤務中に買いに走れたので、近所のシャトレーゼで。
先輩との話はすごく弾んだけれど、どうしても認識の違いが出てくるところもあって、胸にしこりが残った。私の8つ上の先輩は、結婚も出産も興味がないほど趣味が多く、土日のスケジュールにも隙間がない。稼いだお金は欲しいものに即充当。そんな先輩は、いずれ子供が欲しいけど、すぐにはできそうにない体質で悩んでいると言った私に、「子供ができなくても暮らしが終わるわけじゃないからいいじゃん！だいたい、子育てを楽しめる人なんて、趣味のない人だって」と言われてギョッとした。それと、シャトレーゼのケーキでお祝いしたことにも「わぁ、シャトレーゼなんだ？」とチクッと嫌味を言われたのが心の澱となった。そういや、数年前の誕生日、彼女はミシャラクというおしゃれなケーキを持ってきてくれたことを思い出した。
「結婚する気がない人に対して、結婚生活とか子供のこととか話す方が悪いでしょ。向こうだってそんな聞きたくもないし、気分悪かったんじゃない？」と帰ってきた旦那に顛末を話すと返された。その通りかもしれない。でも、彼女の方から「結婚生活どう？」とか「家の購入は考えてるの？」なんて聞かれるから、生活のことや子供を考えていることを言っただけで、私から嬉しがって話しているわけじゃないのに。
難しいな、こうして少しずつ既婚未婚で話題が合わず距離が離れていくんだろうか。寂しい。
12/13(金)
前日はホームパーティーをするためにもほぼ定時で仕事を上がっていたのだが、退勤後にちょっとしたアクシデントがあったらしく、残りのメンバーで23時まで残って対応してくれていたとのこと。自分のせいではないものの、もしホームパーティーの予定がなければもう少し遅くまで仕事をしていたはずで、そうしたら私も23時コースだったかもと思うと、申し訳ない気持ちになる。仕事終わり、お互い在宅勤務だった旦那と私で急遽飲みに行こうという話になる。2人とも日頃のストレスが溜まりすぎている。数軒回ってようやく空いている店を見つける。家から近い焼き鳥屋、灯台下暗し。串を食べ、焼きなすを食べ、もつ煮込みを食べ、ポテトフライを食べ、いも焼酎のお湯割りで乾杯した。気を遣わない相手と家の近所で飲むと本当に気持ちがほどける。
12/14(土)
「ことりっぷクリスマスマーケット」のため表参道へ。あのガイドブックのことりっぷ。編集部が集めた日本全国の良いものを集めたマルシェをやっていて、無駄にたくさんお金を使った。松山油脂のベルガモットのネイルクリーム、益子焼きのよしざわ窯の可愛いお皿、味噌とラムバナナのクッキー、リバーシブルの可愛い柄のルームシューズ、活版印刷や陶器のアクセサリーなど。あとご当地お菓子も売っていて、買ってお昼ご飯に。東京タワーを眺めつつ、ゆべしとピーナツ最中を頬張る。
その後、美容室で髪を25センチ切る。顎下1センチ、外ハネで可愛くなるボブにしてもらう。気持ちも晴れやかに。帰ったら旦那に「チューリップみたいな髪型でどうしたん」と言われてずっこける。ちなみにセットする前の髪型はふかわりょうそっくりと言われた。笑う。確かにそっくり。
12/15(日)
旦那に誘われて讃岐うどんを食べに上福岡へ。
美味しい。もちもち。安い。大人気店
しかしこの上福岡、他にあまり遊ぶ場所がなく、カフェも1店舗くらいしか見当たらず。
カフェで美味しいコーヒーを飲むも、常連のコーヒーに凝っているおじさんが、マスターに向かって大声で自分のコーヒー自慢と蘊蓄を喋り続けていて、読書の内容が全く頭に入ってこなかった。ま、そんなこともあるわな。
そういや、旦那が最近すぐに私のことを「怖い」というのだが、よくよく話を聞くと「ガミガミ言う」と言うことを言っているらしい。それって、美味しいもマズいも何もかもを「ヤバイ」と表現するのと似ている気がして、私はすごく嫌。
「『怖い』と言っているのは、『ガミガミ言って口うるさい』という意味なのか、『恐怖を感じる』と言う意味なのか、別の意味なのかどれ？何もかも『怖い』で略さないで」と言うと、『ガミガミ口うるさい』と言う意味だと言い直された。なるほど、それなら腑に落ちる。手を洗え、靴下は丸めるな、ゴミを分別してなどガミガミ注意しまくっている自覚はある。恐怖を与えるような言い方はしているつもりはなかったので、怖いという表現が撤回されてホッとした。
