もともと読書好きだけど、職業柄車通勤だった時期や在宅勤務が増えたことで、隙間時間に読書する習慣が長らく途絶えていました。
が、ようやく昨年ごろから読書生活が戻り、そのリハビリ後に大ハマりした作家が桐野夏生でした。
2年前に亡くなった祖父に薦められたのをふと思い出して読み、その後は古本屋や図書館に通い詰め、週1ペースで読み漁りました。それこそ貪るように読んでました。
桐野作品はとにもかくにもソフトハード両面が激強。実地調査と想像力から紡ぎ出す圧倒的な筆力、そして物理的なボリューム(上下巻ある作品もしばしば)で、読み手もなかなかエネルギー消費します。
「現実世界じゃそんなわけないやろ!」ってことが絶対ないから、最後まで気を外らせることなく読み通させられるなぁと個人的には思っています。
以下、私が読んだ桐野作品。
(★は特におすすめ・印象的だったもの)
・バラカ
・とめどなく囁く
・夜の谷を行く
・I'm sorry, mama
・OUT★
・緑の毒
・夜また夜の深い夜
・日没★
・インドラネット
・抱く女
・猿の見る夢
・ロンリネス
・だから荒野
・ハピネス★
・IN
・メタボラ
・アンボス・ムンドス
・魂萌え!★
・ナニカアル★
・東京島
・残虐記
・グロテスク★
・リアルワールド
・柔らかな頬★